クメールルージュ キリングフィールド&トゥールスレン虐殺博物館
- Haruna
- 2018年4月6日
- 読了時間: 3分
世界一周新婚旅行【84日目】
カンボジアのプノンペンにいます。
今日は、クメールルージュによる大量虐殺に関する場所へ行きました。
私は何にも知らなかったので、見学の前に、昨日ちょっと予習しました。
・ポルポト政権時代、3年8ヶ月の間に、カンボジア政府が国民の1/4を虐殺した。
・特に教師、医者、法律家、留学したことのある人など、知識のある人は政府の邪魔なので殺された。
・銃殺だと銃弾にお金がかかるので、木の枝やナタなどで殴り殺した。
・プノンペンの住民200万人は、1週間で全員強制退去させられ、農村で強制労働させられた。
・何も知らず扱いやすい子供を、兵士や看守にしていた。
・ポルポト政権が終わった頃には、国民の85%が14才以下の子供になっていた。
・・・などなど。
たった40年前にあったこととは信じられませんでした。
今日は、その虐殺の行われた処刑場と、強制収容所を見学しました。
さーっと見るつもりで行きましたが、オーディオガイドがものすごく充実していたので、全然時間が足りず。。
オーディオガイドを聞くだけでも、最低2時間ずつは必要でした。
移動はトゥクトゥクで、15ドルで両方に連れて行ってもらいました。
トゥクトゥクは黄色い新品の車で、ベテランおじいちゃんドライバーでした。
この人はその時代にどうやって生きていたんだろうか・・・

○キリングフィールド
プノンペンの南のチェンエクという場所にある処刑場です。

オーディオガイドの順番どおりに、敷地内を歩きながら見学しました。

みんなそれぞれガイドを聞きながら、静かに見学してるので、不思議な空間でした。

大量の人が埋められていた穴がそこらじゅうにあって、いまもまだ骨などが出てくるそうです。

敷地の裏からお金をねだってくる子供がいました。
お金は渡さないと決めているので、持ってたお菓子をあげました。

赤ちゃんを木に打ち付けて殺していたところ。

最後は、頭蓋骨が並ぶ慰霊塔に入りました。

○トゥールスレン虐殺博物館
プノンペンの町中にある博物館です。
元々は高校だった建物を、強制収容所として使っていたそうです。

教室が拷問部屋や牢屋として使われていて、ほとんどそのままの状態で博物館になっています。

ショッキングすぎて、これしか写真を撮ってませんでした。。
閉館まで1時間ちょっとしか時間がなかったので、オーディオは半分くらいしか聞けず、
写真など展示物もたくさんあるので、全部の教室を周ったら半日くらいかかるかもしれません。
校庭には、くじゃくがいました。

町で見かけた、バナナを積んだトゥクトゥク。

◎本日のお食事
●昼ご飯
宿の近くのカフェで、ポークリブと、オーバルティン(ココア的な飲み物)。

●夕ご飯
セントラルマーケット近くの中華系のレストランで、ワンタン麺。

◎本日のお宿
昨日と同じ
◎本日のお会計
昼ご飯 $4.8
ランドリー $6
ジュース $0.55
クッキー $1.7 トゥクトゥク $15
キリングフィールド $12
ジェノサイドミュージアム $16
ポカリ $0.8
夕ご飯 $5
水 $0.5
オレオ $0.8
ナッツ $1.8
パン $1.25
ビール $1.5
宿 $11.6
合計 $79.3(8,485円)
Comments